常時HTTPSへの道

11項目を、編集された順序で辿ります。各項目は同じEntity/Event詳細へ接続します。

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Reading guide

この順路について

通信の暗号化が「特別な対策」から「既定の前提」へ変わるまでを辿る順路です。 仕様の登場だけでなく、事件・無料化・ブラウザーの警告という「浸透の出来事」を 含めて並べると、技術の登場から利用者の意識が変わるまでの経過時間が見えてきます。

土台はNetscapeのSSL 3.0(1996年)と、それを基にIETFが標準化したTLS 1.0 (1999年)です出典。しかし標準の存在だけでは暗号化は既定になりませんでした。

転機は2014〜2016年に集中しています。Heartbleed(2014年)は暗号基盤の脆弱性が インターネット全体を揺らすことを示し出典、 Let's Encrypt(2015〜2016年)は証明書を無料・自動にして導入の障壁を 取り除きました出典

そして2018年、ChromeはすべてのHTTPページに「Not secure」を表示すると発表し 出典、同年にはTLS 1.3が標準化されました出典。 暗号化しないことが警告される側に回ったのです。

この順路を3行で言うと——

1. 主題は「通信の暗号化を既定にする」。SSL 3.0(1996年)とTLS 1.0(1999年)が 土台を作ったが、標準の存在だけでは普及しなかった。

2. 転機は2014〜2016年。Heartbleedが暗号基盤の重要性を突きつけ、Let's Encryptが 証明書を無料にして障壁を外した。

3. 2018年、Chromeの「Not secure」表示の発表で暗号化なしが警告される側に回り、 同年TLS 1.3が標準化された。SSL 3.0からここまで22年だった。

Curated path

順番に読む

Entityは継続する対象、Eventは日付を持つ出来事です。

  1. 01Event仕様SSL 3.0の最終版仕様が公開されるSSL 3.0レビュー済み
  2. 02Entity仕様SSL 3.0Netscapeが設計したセキュア通信プロトコルSSLの第3版。TLS 1.0の直接の基礎になった。レビュー済み
  3. 約3年後

    03Event仕様TLS 1.0がRFC 2246として公開されるTLSレビュー済み
  4. 04Entity仕様TLSSSL 3.0を基にIETFが標準化した通信暗号化プロトコル。現行版はTLS 1.3。レビュー済み
  5. 約9年後

    05Event仕様TLS 1.2がRFC 5246として公開されるTLSレビュー済み
  6. 約6年後

    06EventインシデントOpenSSLのHeartbleed脆弱性が公表されるTLSレビュー済み
  7. 約1年後

    07EventプレビューLet's Encryptが招待不要のpublic betaへ移行するLet's Encryptレビュー済み
  8. 08EntityサービスLet's Encrypt無料でTLS証明書を発行する認証局サービス。証明書取得の障壁を下げ、HTTPS普及を後押しした。レビュー済み
  9. 約1年後

    09Event一般提供Let's Encryptがbetaを終了するLet's Encryptレビュー済み
  10. 約2年後

    10Event採用Chromeが全HTTPページへの「Not secure」表示を発表するTLSレビュー済み
  11. 11Event仕様TLS 1.3がRFC 8446として公開されるTLSレビュー済み

他の順路

読み終えたら、同じ詳細ページ群を別の観点で辿り直せます。

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